世の中にはかくも滑稽なものがあるものか。
なんと、
ゴールまでの距離をあらかじめ発表しない、陸上競走を
行う、というのである。
隠されているゴールまでの距離を、1位の者が通過した時点で
競走は終了、競走区間距離の発表とともに、
優勝者には相当の賞金・賞品が与えられるそうだ。
果たして、競走当日、スタート地点には、
賞金・賞品そして名誉を求め、数え切れないほどの出場者が集まった。
聞けば、何の変哲もない400mトラックを会場にしようとしたところ、
出場者が多すぎて入りきらないため、
延長5kmの砂浜を往復するかたちに変更したのだと言う。
かくして号砲が鳴った。
出場者たちは各自、思い思いの
スタイルで走り始めた。
もしや競走距離が数十mでありやしないかと、
はじめの数秒にすべてをかける者、
そんなことは俺にはできぬと、ハナから歩き始める者、
もはや競走よりも、自己表現に重きを置き始めた者、
優勝候補ともてはやされ、砂に足取られながら必死に
食いついていく者....
端から見ていて実に滑稽、いろんな人があるものだと
妙に感心、
観客は引き続きレースを見守った。
暫定先頭集団が2往復目に入りかかった頃、
観客は、
声をかけてくる老紳士に気づいた。
「おやまぁ。お前さん、気づいていないようだが、
お前さんも、出場者として登録されておりますぞ。
のんびり見ておる場合ではなかろう」
問題
さて、これは何の例えか?
そう、
正解は、B.B.さんの答えのとおり。
人生です。
それでは、ここで追加問題を出します。
追加問題1
この例えは、人生のどんなところをたとえたものか

追加問題2
人生は、走る人や歩く人、また旅人にたとえられることが多い。
それはなぜだろうか
posted by クニ at 03:35| 東京

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